中細管といわれる、いわゆるボア0.525のモデルは、普通はスモールシャンクのマウスピースを使うのですが、
マウスパイプ交換式のものだと、ラージシャンクが使えるマウスパイプに変更できたりします。
ずっと昔は、スティーブ・シャイアーズ本人は0.525にラージシャンクのマウスパイプの仕様で使ってたらしいです。
(それを聞いて、同じ仕様を特注して今もまだ持っています)
Rathにもそのマウスパイプがあります。
ジョイブラスでなんと特価品でポロッとおいてあったため買ってみました。
どうやらニッケルシルバーっぽいです。
ヘコだししたものだったのでやすかったらしいですが、こういうあまりメインで使わなさそう
なもの正規の2万~3万って、なかなか出せませんですからね。
マウスピースならともかく、マウスパイプはその楽器にしか使えませんし。
さて早速吹いてみたら、ちゃんと問題なく使えます。
長さはスモールシャンク分と変わらず。
bob reevesのClarkeをスモールラージそれぞれ吹いてみると、やはりバックボアが全然違うため
ヌケ感があります。
鳴り方は太管ぽくなります。
でも思ったより意外とパキっと行って、これはこれでいいかも。
Shiresの2RVE T525にラージシャンクマウスパイプも持ってるんですが、
どうも太管はもったいない感というか、持ち味の繊細さが薄くなる感があってスモールシャンクで使ってますが、
Rath R3はこれでもいけるかも。