トロンボーンって何ですか?難しいです!

トロンボーン関係の記録のためブログに残します。

Glanzマウスピース

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話題沸騰のGlanzマウスピース買ってみました。グランツと読みます。

ジョイブラスで社長殿在店の試奏会あり、つい。少しだけお話しましたが、若手新進気鋭のエンジニアという感じでした。これから楽しみです。ポストを見てると来年はベルとかマウスパイプも作っていきたいとな。

 

太管です。2ピースのマウスピース初めて!

まず大きく分けてスロートが6.8と7.0の二つがあり、それぞれカップとボアが10種類。カップのリムは5Gサイズで共通で、深さだけが変わるとな。

自分はスロート6.8、カップ 2、バックボア3にしました。とりあえず真ん中の3を吹いて、カップ決めてボア決める順番でした。

つくりは精巧でつなぎ目の段差とか全然わからないです。すごい。NC旋盤なのかな。

でも吹奏感の個体差はありましたね。同じカップ2でも全然ツボが違った。

全体的にはクラシカルな感じです。濃ゆい味付けはせず中庸でよく鳴る感じ。一ヶ月くらい吹いてみないとわからんですね。でも買おうと思ったくらいには魅力的でござます。新製品はどんどん試す!

正直、マウスピースは作ってみましたくらいのものかな?と内心思ってましたが、パッケージも専用箱が揃えられ、本気でシェア取りに行こうと作ってるなと感じました。すごい。

 

シャイアーズのコリンモデルとゲッツェンの3047AFRにつけて吹いてみましたが、アキシャルフローなら抜け感あるので、自分はボア2でもいいかな?と気付きました。そういう調整ができる。簡単に買い足せますね!金属を余分に使わなくてSDGs

 

Willie'sと思想が対極で面白い。あちらはプロの意見を完全に取り入れて、微妙に違う良い仕様はは必要に応じて全部製品化する!みたいな感じですが、グランツは標準を決めてしまって、あとはユーザーにチョイスさせるシステム。

ウィリーズはリペア能力はないので、そこが大きな違いかな。