ミューズトロンボーンカルテットのライブ横浜公演行ってきました。
昨年にひきつづき。
誠に素晴らしかったです。色々信じらないプレイ。2時間全曲暗譜だし。
全員素晴らしいですが、やはり清水真弓さんが飛び抜けてる感じはあります。
さんざん吹いた後、ラス前にソロでクレスポのインプロヴィゼーションって…どういう体力してるの。
しかもタップダンスも踊りーの。
クラシックトロンボーンアンサンブルはいいなあ。最近吹く機会がないので、また定常的にやりたい。トロンボーンはやはりクラシックがベースであると実感。アンサンブル、個人的には吹くのは小編成の方が好きですが。
なんとアンコールに参加できるとのことで、ミューズの方々と同じステージで音を出せるなんて、ほぼレッスンじゃん!と思って参加してきました。フレックスであがってリハから。
知り合い誰もいないので緊張しました。高校生が8割。多分ミューズのレッスンを受けた方々。都会っ子って、そういう素晴らしい環境なの?
ふるさと、祭囃子、夕焼け小焼け。
真後ろから児島氏の音圧が来て感動しました。
観客席で聴いてるだけじゃわからないやつです。
最近、自分の音色が細い気がしてるのでいいイメージをもらいました。
演奏会は素晴らしい内容でしたが、客入りは5,6,7割くらいかなぁ。というところで、これだけの熱意と労力の演奏会には勿体無い感じでした。やっぱりクラシック界も厳しいのね。と感じてしまう。
こないだのスターウォーズコンサートとかは満員でしたけど、純なものはね。
中路英明 - "Sunrise Lady" 高橋達也と東京ユニオン
www.youtube.com
"Sunrise Lady" 高橋達也と東京ユニオン
若かりしころの中路英明さんが!20代前半くらい?
この時点ですでにソロはもう今と同じ雰囲気ですなあ。面白い!
かっこいい。
今の若手でこういう雰囲気の人、あんまりぱっと思い浮かばないんですよね。
やはり若い時から個性的だったということか。
トロンボーン価格推移表更新
野中貿易がBachを中心に大幅値上げしたので、
トロンボーン価格推移表を更新しました。ここ数ヶ月の爆上げ!
Bach16は、輸入元の想定月間販売本数は何本でしょうか。売る気があるのかな。
また大卒初任給推移も比較のため載せてみました。
1990年くらいは新卒社会人が給料1.5ヶ月くらいで買えたのに、今年だと3ヶ月分必要になってしまいました。
よく考えると、1年働いたうち1/4を捧げる必要があると思うと重いですね。
嫌なこと理不尽なことに毎日満員電車で通勤して耐えて夜遅く帰り、
それを80回くらい繰り返してようやく得られるお金...
円安とはいえ、1990年時点と同じくらいです。
だから、円の価値が毀損したというのが正しいでしょうね。
ここ数年で大体3,4割くらいは目減りしてしまった。
片岡雄三モデルマウスピース
片岡雄三さんのファンなので、氏のモデルのマウスピースはたくさん持っています。
Bestbrass時代のVirtuoso、Willie's時代のYuzo、Yuzo NEO
サイズはシリーズにより6や7。基本的にはKingに合います。が、癖がないのでオールラウンドですね。
Yuzo NEOは最近なぜかヤフオクで大量出品されていて、「あれれ~おかしいぞ~」とばかりに落札しました。どこから来たのかな。。。?
YuzoとYuzo NEO全然違います。びっくり。かなり丸っこくて吹きやすい感じになってる。元のYuzoもとても良くて5,6年以上使ってますけどね。
しかし6サイズなのでビッグバンドの上の方だとちょっとつらい。柔らかくていいのですが、ちょっとだけ埋もれるんですよね。
コンボだといいですが、これもドラムがうるさいと厳しいかもしれない。
もう少し試してみよう。
Bestbrass時代のVirtuosoも全然いいですね。これ1stアルバムのジャケになってるやつだ。
ちなみに写真は3本ですが、バリエーション含めて全部で10本以上あります…
全体的に、片岡さんの膨大なブレスに対応できるよう、入れまくっても破綻しない方向に仕上げてあります。
逆にいうと、重さもあるしブレスをしっかり取らないと負けます。
が、グレッグブラックみたいな重さとはちょっと方向性が違うのですよね。
そういえば片岡さん最近全然演奏活動見かけません。楽器は吹いているんでしょうか。
色々な意味でスピリチュアルな方向に行ってしまったような気が。。。気が。。。
あれ?今、ヤフオクで出てるYUZOと同じ形のERIってなんだろ?
悪魔合体、ゲッツワーズ。
チラチラ書いていましたが、ゲッツェンとエドワーズの間の子の太管テナーが組み上がってしまいました。
始まりは、オクで4047DSのスライドを3047AFにつくようにメーカー特注されたスライド
(+リードパイプ交換式+スターリングシルバーパイプ付き)という謎なパーツをゲットしておりました。
naka4ma3.hatenablog.com
その次にフリマでEdwardsの2223333CFBベルを安めだったのでゲットしてしまったところ、
これで3047AFの組み変えできるじゃんと思ったのです。
ただEdwardsのベルはGetzenにそのままつかないのです。ベル支柱の距離が違う。
素直に互換性持たせてくれればいいのに。。。GetzenはGetzenだからよ!という意図を感じる。
スティーブシャイアーズのこの設計が至高なので崩せないという可能性もありますけどね。
で、支柱のやり変えするなら、いっそベルカットにしてみる?と思い立ち、
浜松のグランツさんへお願い。数ヶ月かかって出来上がりました。
そして楽しみに組んでみて気づいたのですが、
エドワーズってエッジブレイシングなので、ベルにネジないんですよね。
3047AFはトラディショナルブレースなのでベルにF管と接続するネジがある。
吹いてみたら、やっぱりベルの固定が少ないのですっぽ抜けた感じがして全然だめ。
また2223333CFBを改造してネジつけてもらう?と悩んだのですが、ベルとスライドが手元にあるので、
あとはテナーグースネックとチューニング管あれば一本組めるか?と思いついたのです。
あと3047AFの組み合わせはあればやはり完成度が非常に高く、パーツ変えてもいまいち感があった。
テナーグースネックは3047AF用の純正があるのを知っていたのですが、
ジョイブラスに聞いたところ、ほとんど日本に入ってこないそう。
で、色々海外サイトを探し回ってようやくゲットしました。
Hornguysというところだったのですが、珍しく色々配送トラブルあり届くのに2ヶ月くらいかかった。
すごく誠実に対応してくれたのですが、その後オンラインショップが閉じてしまったのは、
自分のトラブルと関係あるのか。。。?
そして最後はチューニング管。
これもエドワーズのチューニング管は数ヶ月に一回くらい偶にポッと中古でオクやらに出ますが、
なかなか状態のいいものがない。
海外通販にも全然ない。
ということで最後の手段、ebay。今までなんとなくトラブル怖くて手を出してなかったebay。
ミントのシングルラディアスレッドブラスがあり、ゲットしました。
最初はアメリカ海外発送しないと書いてありましたが、交渉したらオッケーでした。
送料1万円くらいかかったけど。
これでようやく組み上がった!世界に1本しかない。
吹いてみると、以外や以外でこれが反応も音色も良くてホッとしました。
ただ、フロントヘビーである。。。
やっぱりバランサーもいるよねということで、これも国内探してもないので、
海外通販。エドワーズのバランサー売ってた!
ちゃんとバランサーメダルもついてました。
これ、Getzenに貼る人がいるから、単品で売ってくれないそうです。
もう剥がせないからバランサー取れないよう。。。
まとめると
ベル:Edwards 2223333CFB デタッチャブル改造
スライド:Getzen 4047DS マウスパイプ交換式+コネクタ3047AF接続式
グースネック:Getzen 3047
メインチューニング管:Edwards Tuning Slide - Rose Single Radius
となります。
強い音も優しい音も出ます。F管付きとは思ったより違うな。
ビッグバンドのリハにも持っていきましたが、まあ頑張ればいける。
でもやはり細管でもいいよね感はある笑
ブラジル音楽には太さと豊かさが良い感じです。
太管テナー初めてだったので、新しい道が開けました。色々楽しみだ。
吹奏楽や、スモールアンサンブルの1stとかこれよさそう。
海外通販したお店
結構自分は海外通販で買っちゃうんですが、
その記録をまとめておこうかなと思いまして。
自分的にも役立つ。随時追記します。
支払いはクレカかpaypal
Dillon Music Web Store
Dillon Music
有名所。
Rath Trombone Main Tuning Slidesを購入。
すぐ発送されました。
新品だったはずだけど、展示品かい?的なやや内側に汚れのある状態でした。笑
https://www.hickeys.com/index.php
Hickeys Music Center
ここは部品が充実してます。
キングのバランサーメダルとか、ウォーターキーとか部品単位で買えます
https://www.jlandressbrass.com/
J. Landress Brass
グレッグブラックのマウスピース買いました。
リペアがうまいらしい。
治田七海tb+松本茜pf
小岩コチで松本茜pf+治田七海tb DUO聴けると気づいて楽しみにしてました。
しかしコチはライブ開始が20時で遅い。
となると、それまで錦糸町のサウナの名店ニューウィングに行くしかない!ニューウィングの館内着は通販で買って一年家で着てるのに、まだ行ってませんでしたし。
噂に違わぬ老舗のサウナはサイコーでした。ヨシ!
コチは習志野に住んでた時にたまに行ってたのですが、多分5,6年ぶりか。
生音を楽しみにしていた治田七海氏、思ってた通り稀代の逸材でした。
すでに楽器のコントロールは完璧。どういう人生送れば20歳ちょっとでこのレベルに達するんですかね…あと、何しろリズムが良い。楽譜なんて置かないさぁ。
溢れ出るイメージを吹きたくて吹きたくて仕方ないという感じです。イントロもカデンツァも数分トロンボーンだけでずっと吹いちゃう。既にインプロバイザーとしてはトップレベルでしょう。おじさんトロンボニストは聴いたほうがいいですよ。ショックを受けます!
松本茜さんとのコンビネーションも完璧。最後のチェロキーが印象に残りました。アルバムに入ってないのが残念…笑
ただ、ずっと演奏がシリアスなので、個人的にはもうちょいユーモアがどこかにあると聴きやすくて嬉しいなと感じたくらいですかね。
しかし将来どうなっていくんだろう。来月からアメリカ行ってしまうとのことですが、いつか日本に戻ってきてほしいものです。
松本茜さんもいつも通り強靭なタッチですごかった。去年出たソロピアノのアルバムもめちゃくちゃ良いです。
ベルカットあと造り
気づけばデタッチャブルベルは3本になってました。
ラスR1、R3、エドワーズ。
このうちラスR3のみメーカー純正です。
あとはグランツさん加工。
で、気づいたのですが、後造りだとベルが1mmくらい短くなってるのかなと。ノコギリの刃分は絶対削れますしね。
R1
輪っかが見える。指で触ると0.5mmくらい段差あり。でも全周均等で、グランツさんの技術力高さがわかります。
R3
輪っかあまり見えない。指で触ってもあまり段差ない。
しかしほんの少し偏りあり。
純正は、2枚取りベルの場合は、やっぱりベルフレア部分溶接する前にリングつけるんでしょう。
1枚取りベルの場合はわかりませんね。教えてヤマハ!
ただ、ヤマハアトリエで823や891デタッチャブルにしてもらったベル見せてもらったことありますが、あれは段差なかった気もする。どうして。
Getzen+Edwards
ネットで中古のEdwardsの2223333CFベルを入手していたのですが、
Getzen 3047AFにそのままではつかないので、ジョイントの溶接手直し必要でした。
手直しするなら、ついでにデタッチャブル化しちゃおーかなとなり、ようやく戻ってきました。
ラッカー全塗装やり直したらしいですが、めちゃきれい。グランツさん素晴らしい。
2223333CF、不思議な型番ですが、ベル胴が22ゲージ、ベル縁が23ゲージ使用。22,23の333CFということですね。
で、とりあえず3047AFにつけてみたところ、3047AFってトラディショナルブレースだから、ベル側にネジ接続の耳が必要なのですね。
それがないと支柱が一本たりなくて、すっぽ抜けたような軽い音がする。
3047AFをエドやシャイみたいなエッジブレースに改造するか?とも思いましたが、
これはこれで完成度が非常に高くてよく鳴るので改造もちょっとアレだなと悩んでて気づいてしまった。
4047DSのスライドを、3047AF用かつリードパイプ交換式にメーカー特注したという
この世に1本しかなさそうな仕様のスライドを買ってしまっておりました。
(オクで数ヶ月前に出ていて、珍しいのであれか?と気づく人がいそう)
あとは3047AFのテナーコンバータあれば1本できるじゃん!と気づきまして、ジョイブラスに問い合わせたり色々と探しておりました。
しかし国内には全然ない。
ようやく海外の楽器屋で見つけて注文したはいいものの、色々配送トラブルがありロストするところでしたが、
1ヶ月遅れくらいでようやく到着。
ガッチャンコしてEdwards+Getzenの太管テナーが爆誕しました!
チューニング管だけまだ足りないのですが3047AFのもの外していける。
吹いてみると、これがかなりいい。
太管と思えない反応のよさだ。バランサーがないのでフロントヘビーですけど。
これはジャズでも使えるかもしれない。
色々吹いてきましたけど、意外と太管テナーは所持したことなかった。
気分はSteve Davis。