トロンボーンって何ですか?難しいです!

トロンボーン関係の記録のためブログに残します。

悪魔合体、ゲッツワーズ。


チラチラ書いていましたが、ゲッツェンとエドワーズの間の子の太管テナーが組み上がってしまいました。
始まりは、オクで4047DSのスライドを3047AFにつくようにメーカー特注されたスライド
(+リードパイプ交換式+スターリングシルバーパイプ付き)という謎なパーツをゲットしておりました。
naka4ma3.hatenablog.com


その次にフリマでEdwardsの2223333CFBベルを安めだったのでゲットしてしまったところ、
これで3047AFの組み変えできるじゃんと思ったのです。
ただEdwardsのベルはGetzenにそのままつかないのです。ベル支柱の距離が違う。
素直に互換性持たせてくれればいいのに。。。GetzenはGetzenだからよ!という意図を感じる。
ティーシャイアーズのこの設計が至高なので崩せないという可能性もありますけどね。
で、支柱のやり変えするなら、いっそベルカットにしてみる?と思い立ち、
浜松のグランツさんへお願い。数ヶ月かかって出来上がりました。

そして楽しみに組んでみて気づいたのですが、
エドワーズってエッジブレイシングなので、ベルにネジないんですよね。
3047AFはトラディショナルブレースなのでベルにF管と接続するネジがある。
吹いてみたら、やっぱりベルの固定が少ないのですっぽ抜けた感じがして全然だめ。
また2223333CFBを改造してネジつけてもらう?と悩んだのですが、ベルとスライドが手元にあるので、
あとはテナーグースネックとチューニング管あれば一本組めるか?と思いついたのです。
あと3047AFの組み合わせはあればやはり完成度が非常に高く、パーツ変えてもいまいち感があった。

テナーグースネックは3047AF用の純正があるのを知っていたのですが、
ジョイブラスに聞いたところ、ほとんど日本に入ってこないそう。
で、色々海外サイトを探し回ってようやくゲットしました。
Hornguysというところだったのですが、珍しく色々配送トラブルあり届くのに2ヶ月くらいかかった。
すごく誠実に対応してくれたのですが、その後オンラインショップが閉じてしまったのは、
自分のトラブルと関係あるのか。。。?

そして最後はチューニング管。
これもエドワーズのチューニング管は数ヶ月に一回くらい偶にポッと中古でオクやらに出ますが、
なかなか状態のいいものがない。
海外通販にも全然ない。
ということで最後の手段、ebay。今までなんとなくトラブル怖くて手を出してなかったebay。
ミントのシングルラディアスレッドブラスがあり、ゲットしました。
最初はアメリカ海外発送しないと書いてありましたが、交渉したらオッケーでした。
送料1万円くらいかかったけど。

これでようやく組み上がった!世界に1本しかない。
吹いてみると、以外や以外でこれが反応も音色も良くてホッとしました。
ただ、フロントヘビーである。。。
やっぱりバランサーもいるよねということで、これも国内探してもないので、
海外通販。エドワーズのバランサー売ってた!
ちゃんとバランサーメダルもついてました。
これ、Getzenに貼る人がいるから、単品で売ってくれないそうです。
もう剥がせないからバランサー取れないよう。。。

まとめると
ベル:Edwards 2223333CFB デタッチャブル改造
スライド:Getzen 4047DS マウスパイプ交換式+コネクタ3047AF接続式
グースネック:Getzen 3047
メインチューニング管:Edwards Tuning Slide - Rose Single Radius
となります。

強い音も優しい音も出ます。F管付きとは思ったより違うな。
ビッグバンドのリハにも持っていきましたが、まあ頑張ればいける。
でもやはり細管でもいいよね感はある笑
ブラジル音楽には太さと豊かさが良い感じです。
太管テナー初めてだったので、新しい道が開けました。色々楽しみだ。
吹奏楽や、スモールアンサンブルの1stとかこれよさそう。