トロンボーンって何ですか?難しいです!

トロンボーン関係の記録のためブログに残します。

ベルカットあと造り

気づけばデタッチャブルベルは3本になってました。

ラスR1、R3、エドワーズ。

このうちラスR3のみメーカー純正です。

あとはグランツさん加工。

で、気づいたのですが、後造りだとベルが1mmくらい短くなってるのかなと。ノコギリの刃分は絶対削れますしね。

 

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R1

輪っかが見える。指で触ると0.5mmくらい段差あり。でも全周均等で、グランツさんの技術力高さがわかります。


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R3

輪っかあまり見えない。指で触ってもあまり段差ない。

しかしほんの少し偏りあり。

 

純正は、2枚取りベルの場合は、やっぱりベルフレア部分溶接する前にリングつけるんでしょう。

1枚取りベルの場合はわかりませんね。教えてヤマハ

 

ただ、ヤマハアトリエで823や891デタッチャブルにしてもらったベル見せてもらったことありますが、あれは段差なかった気もする。どうして。

 

Getzen+Edwards

ネットで中古のEdwardsの2223333CFベルを入手していたのですが、
Getzen 3047AFにそのままではつかないので、ジョイントの溶接手直し必要でした。
手直しするなら、ついでにデタッチャブル化しちゃおーかなとなり、ようやく戻ってきました。
ラッカー全塗装やり直したらしいですが、めちゃきれい。グランツさん素晴らしい。
2223333CF、不思議な型番ですが、ベル胴が22ゲージ、ベル縁が23ゲージ使用。22,23の333CFということですね。

で、とりあえず3047AFにつけてみたところ、3047AFってトラディショナルブレースだから、ベル側にネジ接続の耳が必要なのですね。
それがないと支柱が一本たりなくて、すっぽ抜けたような軽い音がする。
3047AFをエドやシャイみたいなエッジブレースに改造するか?とも思いましたが、
これはこれで完成度が非常に高くてよく鳴るので改造もちょっとアレだなと悩んでて気づいてしまった。

4047DSのスライドを、3047AF用かつリードパイプ交換式にメーカー特注したという
この世に1本しかなさそうな仕様のスライドを買ってしまっておりました。
(オクで数ヶ月前に出ていて、珍しいのであれか?と気づく人がいそう)

あとは3047AFのテナーコンバータあれば1本できるじゃん!と気づきまして、ジョイブラスに問い合わせたり色々と探しておりました。
しかし国内には全然ない。
ようやく海外の楽器屋で見つけて注文したはいいものの、色々配送トラブルがありロストするところでしたが、
1ヶ月遅れくらいでようやく到着。

ガッチャンコしてEdwards+Getzenの太管テナーが爆誕しました!
チューニング管だけまだ足りないのですが3047AFのもの外していける。

吹いてみると、これがかなりいい。
太管と思えない反応のよさだ。バランサーがないのでフロントヘビーですけど。
これはジャズでも使えるかもしれない。
色々吹いてきましたけど、意外と太管テナーは所持したことなかった。
気分はSteve Davis。

ラスのチューニング管

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アメリカの楽器店から、michael rath R3の赤チューニング管とgregblack 6Cを注文したのが届きました。

それぞれ違う店です。

 

R3の音色が素直なので少し変えたくて。結果、コアな部分が増えてかなりよい。

ニッケルスライドと赤チューニング管は合いますよね。

 

Gregblackも和田さんが6 1/2 ALライトウェイトブランクを使ってるのでチャレンジしてみたかったのですが、なかなか売ってない。

海外サイトで探したら、レギュラーブランクはありましたが、レギュラーは経験上かなり重くてきつい。

したら、6Cのライトウェイトというのがあったのでこれにチャレンジ!

送料含めて結局4万円くらいしましたが。。。

良いですね。7Cも持っているのですが、そのまま6番という感じ。

一般的に、ジャズ系統で拭き続けるには、6 1/2 ALは結構きついと思います。

玉木優&Colin Williams

ゴールデンウィークの話ですが、玉木優&コリン・ウィリアムスのコンサートで日暮里へ。

シャイアーズのコリンモデル持ってるので、是非生コリン聴いてみたかったのです。最高でした。玉木氏も初でしたが、いいなあ。しかしベルセクションのネジの締まり具合を曲中にかなり気にしてたのが印象的でした。

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マーティンスキッパーも数曲参加で一粒で三回美味しい。ラッキー。めちゃ上手くすごかった…テナーバスみたいな軽快なバスを吹く。最近この方向性流行ってますけどね。
なんかエチュード出てたから買いました。テナーとバスでデュエットになるそうです。誰か遊んでください。

Obatara Segundoライブ

オバタラ・セグンド@鎌倉ダフネ


凄かった〜ブラビッシモでした。
前回もでしたが、ダフネのオバタラはすごいぞ。中路さん絶好調。
オバタラは、僕が今まで聞いたことのあるインストバンドの中で熱さは間違いなく一二を争いますね。
名曲「OBATARA」はライブで必ずやりますが、聴くたびに来て良かったと思います。なんとなく神事の祝詞に聴こえる感じがします。カリブあたりの神様のことなので、そのままのイメージなのですけどね。
www.youtube.com


コルトレーンのモーメンツノーティスや、チックコリアのスペインのように、曲そのものに強い力がある。キャッチーなので素人がやろうとすると火傷するのも同じ。笑
自分はかなり中路さんにも影響受けており、特にラテン系で賑やかな曲やる時は、自分で「今中路さんぽいな…」と思うことあります。
中路さん放出品の3Bも持ってるし、立派なファンと言ってよかろうです。

https://www.youtube.com/watch?v=qnLcvBkmqK0

ウイントン・マルサリス

先月のマルサリス聴いてました。今更ながらポスト。

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マルサリスおじーちゃん。もう還暦オーバーなのね。
新宿文化センターで1830スタートにしたやつは誰がぁ〜
ここ初めて来ましたが、めっちゃ駅から遠い…新宿駅から20分くらい歩いたよ。


超ギリギリで一曲目スタート間に合いセーフ。
本厚木からロマンスカー乗りましたよ。

ライブはマルサリスおじいちゃんを囲んだファミリーという雰囲気で良かったです。バンドって感じでした。ソロは2人でバースともいえない細かいインタープレイで重ねるシーン多し。ふむふむ、こういうやり方もあるのね。アンコールはスペシャリテのチェロキーで盛り上がり。何千回演奏してるんでしょうね。「君たちわかるだろうから、テーマも吹かないし曲名も言わないよ。」って感じ。

トロンボーンのクリス•クレンショーもいい音。なんと正確なピッチとリズム。しかしチェロキーのソロ、マルサリスが6,7コーラスくらいした後に1コーラスって遠慮しすぎでは…笑
ピアノのダン•ニマーもようやく聴けました。素晴らしい。

 

クリス・クレンショーのいい動画を貼りたいと思ったのですが、意外とビビッとくるのがないな…

見つけたら貼ります。

For My Lady 松本茜,治田七海

For My Lady
松本茜,治田七海

最近出たアルバム早速購入しました。松本茜さんのアルバムも全部持ってるのでこれは買うしかない。
今大人気の若手トロンボーンの治田七海氏。2021年生まれの22歳。。。
もうコットンクラブにも出演してしまうくらいの人気と実力。

さてアルバムは、全体的にバラードがメインか。
何しろ治田氏のトロンボーンの音色が渋い。22歳とは思えない。
サックスの寺久保エレナ氏も同じような感じですね。
個人的には、若いときには若いなりの音を出してほしいと思うのですが、
これが彼女の出したい音なのでしょう。ともかくあまりの堂々っぷりに感心するしかない。
来年くらいにはアメリカ行ってしまうらしいので、どんどん羽ばたいていくんでしょうね。
それにしても北海道出身の若手ジャズプレイヤーのレベルの高さといったらなぜ。石若駿、寺久保エレナ、治田七海その他にもたくさん逸材がいる。
佐々木梨子という18歳のアルトサックスの方も動画でみたらめちゃくちゃ凄かった。
www.s-summerjazzcamp.jp
知り合いに聞いたことがあるのですが、なにやら札幌に指導者先生のいるジャズスクールみたいな組織があるらしいですね。スペインのサンアンドレウジャズバンドみたいな感じなんでしょうか。
「俺はそこに入れなかった」と苦笑してました。。。笑
ただ、スクールといってもバリバリレッスンするわけでなく、一緒にみんなでワイワイやるタイプという噂も。なんにせよ教育は素晴らしい。

www.youtube.com
Jazz EMP2022 Session#4 治田七海カルテット
熱演。フリーもできちゃうよ。

King 3Bベル

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現行のKing 3Bベルの重さを某店で測らせてもらいました。800g。はかりの仕様の違いで1gの桁は見えませんけどね。

あれ!前回の記事の100周年記念とほぼ同じ!

重くなったと思ったんですけど、現行は全部同じなのかな。

KING 125th Anniversary model

ひょんなことから中古でゲットしました。3Bの黃ベルです。125周年記念モデル。
www.nonaka.com


しかも中路さんの放出品。見る人はわかる例の蒲田で出ていたやつです。。。
なんでも一度お店で選定してから、翌日に気になってご自分で購入されたそうです。
仕様は普通の3Bですが、非常に鳴りがいいです。倍音がきれいに出るしまとまる。
なんじゃーこりゃ!となります。吹いてて楽しくなる楽器。
ちょこっとアテ傷があるくらいで全体的にはまだまだ綺麗です。
これでオバタラとか吹いていたのかな。数ヶ月後にオバタラライブあるからそれはそれで楽しみ。

元々、スターリングシルバーベルのKing 3BS(正確には2103時代の最後のあたりのモデル)も持っているのですが、2台揃いました。
ちなみに3BSは片岡さん選定品。選定品マニアのようだ。


色が違うだけ。

で、この125記念モデルは黃ベルでもベル部分が分厚い気がします。


125th 3B
ベル805.5g
スライド511.0g



3BS (2103S)
ベル853.0g
スライド507.5g

もちろんバランサーはどっちも3ピースモデルです。
スターリングシルバーの方が重いのはまあ順当だと思いますが、50gくらいしか違わない。。。?
そんなものなのでしょうか。
多分、このスターリングシルバーベルも比較的軽めな感じがします。
UMI時代のスターリングシルバーベルは絶対もっと重いはず。
今の3B黃ベルってどれくらいの重さなんでしょうね。
データモトム。

M.Rath R12

R12のベルが650Rというライトウェイトレッドブラスベルで、ベルだけ外してR10につけて吹いてたのですが、久しぶりにR12につけてビッグバンド練習で使ってみました。

うーむ、このコンパクトさがいいなあ。2Bサイズのボアですが、それを感じさせない。

 

で、色々考えてチャレンジで、ベルをデタッチャブル化することにしました。リングから合わせて作ってくれるグランツさんにお願いしました。

楽しみです。報告を乞うご期待。f:id:nakajiimasan:20230312213542j:image