トロンボーンって何ですか?難しいです!

トロンボーン関係の記録のためブログに残します。

村田陽一ライブ

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村田陽一氏参加ライブに行ってきました。
渡辺香津美氏采配バンドの2フロントで、もう一人はなんとクラシックサックスプレイヤーの須川展也氏。
トルヴェール・クヮルテットは昔聴いたことがある気がする。。。
生音を聴くのは多分10年以上ぶりくらいかな。音色が素晴らしかったです。

しかし、ジャズっぽい曲の吹き方はいかにも"クラシックサックスの人のジャズ"という感じで、
自分的にはものすごく気持ち悪かったです。
もう5年くらい吹奏楽は参加していないし聴いてないので、この感じ久しぶりに思い出しましたね。
これを聴いて、中高生が真似をするんですね。
でもこれよく考えると不思議。テクニックは最高、音色も最高なんですが、アーティキュレーションが違うだけでこうも気持ち悪く感じるのか。

吹奏楽をやってる人はこれを真似するということは、聴いていてそんなに気持ち悪くないということなんですよ。

自分は割とジャズシーンをかなり聴き込んでる方なんじゃないかと思うんですが、明らかに違う。
なぜ違和感を感じるのか。これは、「こうすればジャズっぽいよね」というのを感じてしまうから、という気がします。わかりやすいのは音のシャクリとか。

でも、コンサート曲目はジャズ系の曲だけではなく、いろいろなジャンルをやってました。
アラビア音階のようなものを使った中東の雰囲気バリバリでなおかつクラシック風の曲を演奏したときの須川氏は最高でしたね。


と、須川展也氏からたくさん書いてしまいましたが、
村田陽一氏も素晴らしかったです。ミューザのホールが音響めちゃくちゃいいので、生音だったのですが、
更に小さめにコントロールを大事に吹いていました。
ファンク系の曲でも小さめだったんですが、それでもとてもグルーブしてて、音量じゃないなと勉強になりました。
去年、村田陽一HookUPを聴きに行ったときは、ほぼフォルテ以上みたいな音量で聴いてて疲れたしたのですが、
このライブは良かった。
そしてやっぱりコントロールがめちゃくちゃ上手いなというのが再発見です。
さりげないハイトーン、音程、細かい途中の音符の処理とか。
バラードA Child is Bornの音色も非常に良かった。