トロンボーンって何ですか?難しいです!

トロンボーン関係の記録のためブログに残します。

ミューズトロンボーンカルテットコンサート

ビッグバンドの終わってからせっせと飯田橋トッパンホールに向かい、トロンボーンカルテットミューズのコンサートへ。
トッパンホールってどこの駅からも徒歩10分とかで遠い…いいホールでしたけど。


演奏はブラビッシモでした。清水真弓氏以外知らなかったですが、全員海外で活躍するクラシックトロンボニストとのことで、大変素晴らしい音色でした。
そして、ほぼ8割暗譜というね…
自分はアンサンブル一曲でも暗譜できたことないんですけど…あれ頑張ればできるレベルなんでしょうか。
コンサートプログラムも全てよく演出が練られていました。清水氏お得意のタップダンスもある。
友情出演というか、清水氏の旦那さんというリンツブルックナー管弦楽団の主席ティンパニストのレオンハルト・シュミディンガー氏のリズムがすごかった。
ドラムもやってましたが、ジャズのコンボで演奏してもとてもいい感じなんだろうなと思いましたよ。

クラシックを聴くと、ダイナミクスと音の頭をもっと上手くやりたいと思いますね。
こないだは二見勇気氏のライブでアメリカ本場のリズムの違いを感じましたが、今日はアーティキュレーションの違いを感じる。言語でしょうね。前から思ってましたが、日本語は母音が強いからちょっとタンギングがきつくなる気がしています。

全員上手いながらも、とにかく清水真弓氏のテクニックが際立ってました。慶應理工卒で、元々プロ志向じゃなかったのに海外の音大へ転身、そして海外オケというキャリアはダテじゃない…
どんな音もいい音色で発音もきれいで、全部細かくわかって安定感がある。最後の最後までスタミナも余裕で、どういう身体してるんだろう。
あと土井詩織氏の歌い方がいいなと思いました。
義理の父があのドイツWDRビッグ・バンドで有名なジャズトロンボニストのLudwig Nussなんですって。詩織のブルースは氏の作品。


惜しむらくは、集客がそこまでよくなかったかな…
他の会場もそうみたいです。
またぜひ聴きたいので、今月末に出る新譜は買って応援。
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