トロンボーンって何ですか?難しいです!

トロンボーン関係の記録のためブログに残します。

King2B Silver Sonic吹き比べ

シルバーソニック、その魔性の魅力。
必ずしも吹きやすいわけじゃない。
だがその音色と所有欲はマニアの心を捉えて離さない。

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某所でKing2B Silversonic吹き比べをしてきました。ちょっとお誘いがありまして。
比較対象で自分の現行3B銀ベルも持っていきました。
2Bもヴィンテージと言われる感じのものです。
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2B SilverTone
1940年代くらい?
これはとても良いものでした。倍音が一番多かった。
ただスライドとベルの間が狭くて、スライド操作しているとたまにぶつかる感じが玉に瑕。スライド自体はスルッスルでした。

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2B Silver Sonic
1970年くらいのもの?
吹かれずに長期保管されていたらしく、きれいな感じでした。吹いた感じも少し高い部分の倍音が多め?少し硬め?寝てた時間が長いからまだ覚醒していな感じでした。もっと吹き込んでいくと変わる予感。
なんかこの個体が特にズシッと重量が重かったです。ベルが分厚い?

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2B Silver Sonic Anniversary model
100周年記念モデル。1993年ですかね。
この中でも一番新しいけどそれでももう30年近く経ってる。
これは良い感じです。反応の速さと音色がビッグバンドとか現代的に使われているところに使いやすい。バランスが良いというか。
このUMI時代のkingって吹奏感がガッチリしてて好きなんですよね。なんとなく現行キングとベルのシェイプが違う感じがする。ベル縁が力強いしベル自体も重い気がします。

3本ともそれぞれの良さがある。シルバーソニックはいいなあ。シルバーソニックっていう呼び名だけで整えちゃいますよね。(正確にはSilver Toneもありますが)
こんな3台揃ってふけることなんてあまりない。これはオーナー以外の人がどう感じるかコメントがほしいとお誘いがあり、試奏なんていくらでもやらせていただきますわ!と喜び勇んで吹かせてもらったものです。良い楽器はいくら吹いてもいいもんですからね。

最後に自分の現行3B銀ベル吹いてみると、これはこれでいいな。。。という感じです。吹きやすさはある。
よく勘違いされますが、これは銀・金メッキでなくてラッカーなので一般的にはシルバーソニックとは呼ばれません。
ただ、よく考えるとメッキじゃなきゃシルバーソニックと呼ばないと決められたわけじゃないはずですが。。。
メーカー側がカタログでそう呼ばないからでしょうか。
確か特注で今でもメッキオプションあるはずなんですよね。それだとシルバーソニックと呼ばれたような。
ウィンドクルーあたりで数年前1台入ってきてたように思います。