トロンボーンって何ですか?難しいです!

トロンボーン関係の記録のためブログに残します。

スローカートロンボーンカルテット コンサート

ところで、生演奏って、"コンサート"と"ライブ"ってどっちも言ったりしますね。
なんとなく、クラシックや大物ポップス歌手だとコンサート感が強い気がします。
ジャズだとライブって言う事が多いのは、やっぱり"ライブハウス"でやったりするからでしょうか。
そういえば、ホールでやるときは「日野皓正コンサート」とか銘打つときもあります。

ということは、コンサートホールならコンサート、ライブハウスならライブ。。。?
ライブだとお酒が飲めるという感じもしますね。
ま、ググればすぐ答え出るので、興味ある方はどうぞ!


さて、スローカートロンボーンカルテット富山公演を聴いてきました。
本当に、とっても良かったです。思い出になりました。
僕は古今東西トロンボーンプレイヤー聴いている方ですし、
どれだけ上手くてもそうそう驚かないんですが、これはおどろ木ももの木さんしょの木。
サウンドもフレーズも方向が同じで、まさにバンドという感じの一体感でした。
サックバットからアルプスホルンまで、あれ全部ツアー持ち運びしてるのかな。

全員スローカー氏をとても尊敬しているのがわかります。
そして日本人なら気になる清水真弓氏の加入。
ブラビッシーモ!
タップダンスを取り入れたフィーチャリング曲や、コンサートの進行に合わせてドレスを変えていくところとか、とてもいいアクセントになっていました。
それにしてもあんなに踊りながらなんであんな吹けるのか。。。
普通、息が上がってしまうように思うのに、そんな素振り見せず。
柔らかくも芯のある音色で、そしてスローカーと一緒に演奏するために、物凄い練習を重ねてきたんだろうなということが伝わってきました。


そして楽しみにしていたのは、数年前に同じくスローカー4で聴いてファンになった、
ジョルジュ・ジヴィチャーン氏。相変わらず濃密な音色と完璧なテクニックで素晴らしかったです。あと見事な金髪でオールバックでイケメン。吹いてる姿もかっこよすぎる。
ソロアルバムっぽいCDもゲットで嬉しいです。
ベーストロンボーンはエドガー・マニャック氏。アメリカンスタイルとは全然違う、コンパクトでピリッと締める低音。こんな風にバストロって吹けるんだ。

トロンボーン4人だけで2時間半吹きまくりでも、全然バテを感じさせないスタミナにビックリ。
(スローカーおじいちゃんは最後ちょっと疲れた感はありましたが、それでもすごすぎる)
そして半分くらいは暗譜でした。10分のアンサンブル曲を暗譜って、どれだけ練習すればできるようになるんでしょう。。。
自分がどう頑張っても、本番で頭から抜ける気がして怖すぎます。

まだ日本ツアーは続くので、トロンボーンに触れてる方は全員聴きに行くことをオススメします。

そういえば、数年前のスローカ4のコンサートツアーは、
「最後の日本公演!」とか大々的に銘打っていた気もしますが。。。笑
復活したのでしょうか。おめでたい。ずっと続いて欲しいですね。

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