トロンボーンって何ですか?難しいです!

トロンボーン関係の記録のためブログに残します。

向井滋春

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向井滋春さんは日本ジャズトロンボーンの全てに影響を与えてきた人です。
(尚、アマチュアが下手に向井さん風に吹くとすごくダサいと思っています。知り合いのプロベーシストの方も言ってました)

しかし最近は年齢のせいもあるのか、もう全然音が出てないかなと。。。
これとか今年のライブですが、もう細かい音符は何を吹いているかわからないなあと感じます。
(でも雰囲気は最高)

トロンボーンプレイヤーは老境に入るとほぼすべての人がこうなっていきますね。
ビル・ワトラスもかなりモヤっと感があったのを覚えています。
ただしバートファンリール。あの人は人外。


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1982年神戸にて

と書いてあるこの動画。これはめっちゃかっこいい。素晴らしいですね。
リズム感が凄いんですよね。
しかもオリジナリティにあふれている。
向井さんが33歳くらいの時でしょう。最高の音楽をやっているという自信に満ちあふれている。
合間のインタビューもガム噛みながら「何枚もアルバムが出てますね」と
インタビュアーのお姉ちゃんに聞かれて、まんざらもないという風に答えるのがニヤニヤしちゃいます。
ジャズ・フュージョンがすごく売れていたという時代の雰囲気がよくわかる。

現代の日本のジャズトロンボーンプレイヤーで、メインストリームとで活躍している人で、ここまでオリジナリティある人は知りません。
平均的にテクニックは爆上がりしましたけど、均質化されていっている。
もちろん片岡雄三氏、中路英明氏、村田陽一氏、中川英次郎氏、佐野聡氏、和田充弘氏、河野広明氏、駒野逸美氏…などなど素晴らしいミュージシャンはたくさんいて違いはわかりますが、それは僕がトロンボーンを吹いてるからで、普通の人が聴いたら、多分あんまり違いがわからないと思います。笑