先日の記事はバルブの違いでしたが、ベルの違いも感想を書いておきます。
イエローブラスとニッケルですが、やっぱり全然違いますね。
今はおそらくMichael Rathくらいしか作って無いのでは?と思うニッケルベルは非常に特徴的です。
昔はConnにあったらしいですね。88HNでしたか、見かけたことがあります。
ニッケルは銀に近い発音になる気がします。上の方の倍音の多いフワッとした音が遠くまで飛びます。
とても強靭なフォルテが出ます。
イエローと銀の間という感じでしょうか。ただ
銀より比重が軽いせいか、そこまでつらくはありません。
ただ、全般的にベルの硬さを感じます。
ffで吹き込んだときの喉に帰ってくる感じが大きいです。
あとウォームアップの前後で感覚がすごく変わります。
楽器が冷たいとものすごくよそよそしいです。まったく歩み寄ってくれないといいますか。。。
しかしそれを含めても魅力のあるニッケルベル。面白い素材です。
材質自体の値段は銀より断然安いはずですが、硬いからベル作る過程で割れてしまうことが多いらしいですね。
もっと色んなメーカーが手を出しても面白いと思うのですが。