トロンボーンって何ですか?難しいです!

トロンボーン関係の記録のためブログに残します。

山本浩一郎リサイタル

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山本浩一郎
山本浩一郎リサイタル@代々木 白寿ホール
行ってきました。
予想通りアメリカンなサウンド
20歳くらいのとき、アルバム聴いてアレッシそっくり!と思ってから15年くらいかな…ようやく生で聴けました。
楽器がヤマハからアレッシホーンになってました。

ただ、前半はかなり疲れた感じで、音がかすれたり揺れたりでしんどそうで大丈夫かなと思いましたが、後半は乗ってきて良かったです。
アンコールのSong till Lottaは素晴らしかった。これいつか自分でもピアノと吹いてみたいと思ってます。
現実問題ピアノがいなくて難しいので、トロンボーン四重奏くらいにアレンジしてやるしかなさそうですが。( ˘ω˘ )

先週、ヴァイオリンリサイタルを聴いたので、つい比べてしまいました。
やっぱりクラシックのソロリサイタルに関しては、どうしてもトロンボーンの限界を感じるというか、弦楽器の表現力のすごさが改めてわかってしまいました…
チェロ協奏曲はわざわざトロンボーンじゃなくて、チェロで聴きたいですね…
ドラムが入るジャンルだと管楽器の方が映えるんですけどね。

波形

iPadで波形を見ながらメロディを吹くと、音程が全然出てないことに愕然としますね…
10セントが超シビア。
特定の音が妙に高い癖があることがわかり、それを直す吹き方にすると、楽器本来の響きが出てきた気がします。
口の中が狭くなってることがわかりました。
ここにきて、楽器始めた時に習った初心に戻るとは…道は長い。
ドレミファソラシドを適切な音程で吹くのさえ難儀する、それがトロンボーン
自分も含めて世の中の8割のアマチュアトロンボニストは、シビアにみるとこれできてないと思いますが。
それほどまでに難しい。

プロプレイヤーの方に教えてもらいましたが、スタジオミュージシャンの方々はこれがピタッと収まるらしいです。

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波形

YSL-823G

YSL-823Gの吹き比べをしました。中川英二郎選定品と通常品です。
選定品は一般向けには日本初だとか。

個体差はやっぱりあります!自分への聞こえ具合がかなり違う。
通常品もそれ単体で吹けば全然悪いことはないんですが、選定品の方が大変心地よいです。
音もよくまとまって、軽く吹いてもポンと出る。
これならコンボでも使えるかもしれない。。。
ビッグバンドの2nd,3rdやアンサンブルのトップでもいい感じでしょう。
ということで、ここで見逃したらもう出会えないと思って、お迎えしました。( ̄ー ̄)ニヤリ
ヤマハもチャレンジングな楽器作りましたね。
みんな選定品は気になっていたらしく、購入してから、お店に色々問い合わせが来ていたようです。


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YSL-823G

"Bonehemian Rhapsody" 28-Trombone Collaboration! (from ITF 2018!)

前回のポストでムノツィル・ブラスの動画を紹介しましたが、
今年のITFトロンボーンアンサンブルのボヘミアン・ラプソディが!
すごいメンツでのアンサンブルですね。
ジグス ウィグハムやマーシャル ジルケスから、ジョルジュジヴィチャーンまで。
ゾルタンキスもいる。

こう聞くと、ボヘミアン・ラプソディの和音の作り方って摩訶不思議です。
あの時代にこの曲を作ったって、すごい突飛だったんでしょうか。

ALL COLLABORATORS: (Expand description to see them all!!!)
Jiggs Whigham - Glenn Miller, Stan Kenton
Denson Paul Pollard - Met Opera / Jacobs School of Music
Jennifer Wharton - Leader Bonegasm - https://jenniferwharton.com/
Thomas Hultén - Houston Grand Opera/Houston Ballet
Josiah Williams - Blast: The Music of Disney
Joseph L. Jefferson - Southeast Missouri State University - http://www.josephljefferson.com/
Gerry Pagano - Symphony - http://gerrypagano.org/
Javier Stuppard - Fresh2Def Horns/ Rath Artist
Peter Moore - London Symphony Orchestra
Marshall Gilkes - New Album! https://www.marshallgilkes.com/
Martin McCain - Texas State University - https://www.martinmccain.com/
Zsolt Szabo - Western Carolina University
Jeremy Wilson - Vanderbilt University - https://jeremywilsonmusic.com/
Isabelle Lavoie - Thunder Bay Symphony
Amanda Stewart - St. Louis Symphony - http://amandatrombone.com/
Dr. Natalie Mannix - UNT - http://www.nataliemannix.com/
Zoltan Kiss - Mnzoil Brass - http://www.zoltankiss.com/
Matyas Veer - Essener Philharmoniker Saatsoper Stuttgart - http://www.matyasveer.com/
Paul The Trombonist - The Internet - https://www.youtube.com/channel/UCJ6e...
Dr. Karen Marston - Mt San Antonio College/Omni Brass
Javier Nero - Jazz Soloist / Composer - https://www.javiernero.com/
Dr. Deb Scott - Stephen F. Austin State University, Rath Artist - https://sfatrombones.wordpress.com/
Tolga Akman - Lätzsch Performing Artist
Domenico Catalano - SlideSticks Trio/Basel Symphony/Haag Artist
José Milton Vieira - Orchestra Brazil
György Gyivicsan - Szeged Trombone Ensemble - http://szegedtrombones.com/en
Brian Hecht - Atlanta Symphony - http://www.brianhecht.com/

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Bohemian Rhapsody

映画のボヘミアンラプソディー見てきました。最高に盛り上がる映画ですね。面白かった!
クイーンあんまり知らなくても楽しめます。

フレディマーキュリーの声はやっぱり特別ですね。
ウィ〜 ア〜 ザ チャンピオ〜ンがテンション最高。
クイーンって大学自体からのバンドだったとは。
フレディマーキュリーの苦悩がよくわかりました。しかしそれ以上に天才と付き合う周りは、すごい大変だなと思いました。( ´△`)

クイーンの音源改めて聴いているんですが、忌野清志郎ってフレディ・マーキュリーが好きだったんかなって気がしますね。

そしてボヘミアン・ラプソディといえば、Mnozil Brassバージョンのものがあります。
昔ライブで聞きましたが、これは良かった。
ブライアンのギターをトランペットで。熱い。

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Theme for Basie

マイケルディーズの新譜に入っている4トロンボーンアレンジのTheme for Basieがカッコ良すぎて毎日聴いております。
これは譜面に起こして、どこかのトロンボーンがたくさんいそうなセッションに持っていきたい。( ̄ー ̄)ニヤリ

このタイトルと曲想から、てっきり管楽器用に書かれた曲かと思っていましたが、フィニアス ニューボーンJrの曲でした。初出はおそらくサム ジョーンズとかとトリオで録音したやつです。ピアニストがこんな管楽器映えする曲を作っていたとは!

マイケル ディーズは数年前は手数多すぎで疲れて好きじゃなかったんですが、
ここ最近は方向性が変わったのかか聞きやすくて大好きです。

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Z Express bigband feat.中川英二郎

Zエクスプレスビッグバンドで中川英二郎氏聴いてきました。
よく太管で、あんなに音を絞り込んだフォルテが吹けるなとビックリ。楽器の中で凝縮してるみたいです。

中川英二郎氏はビッグバンド前で吹いたことが殆どなかったらしいので、面白いライブでした。
これで色々思ったことがあります。
日本のジャズ系トロンボーンプレイヤー有名トップ3といえば、中川英二郎氏、村田陽一氏、片岡雄三氏でしょう。
全員たくさん生演奏聴いてきてわかったのは、三人ともかなりスタイルが違う。

アドリブソロ的なソリストとして爆発力は片岡氏が飛び抜けてる。しかし編曲能力はない。
村田氏は、バンド作りも含めてトロンボーンをカッコよく聴かせるプロデュース力がピカイチ。
あと椎名林檎アレンジ関係で、日本で一番たくさんの人に聞かれてるトロンボニストでは。

中川氏は、万人ウケするわかりやすい凄さ。
トラディショナルなストレートジャズよりは、8ビート以上やクラシック風味の方が得意そうな気がする。作曲した曲も綺麗。
吹奏楽関係者には一番有名人。

そして、使用楽器もヤマハ、Bach、Kingに分かれている…

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Urban Agnas First tone and Flow

練習動画です。ウルバン・アグナスというトランペッターが公開している基礎練習動画。
ストックホルム チャンバーブラスのトランペッターとのこと。
トロンボーンプレイヤーの和田充弘さんから教えてもらいました。
すごくきついけどめちゃくちゃいい!とのことです。
息のフローを重点において吹いていく感じです。
モネットのピッチセンターの考えが基本にあるようです。
動画も1から14くらいまであるようで、こんなに無料で公開してくれるなんて、なんて素晴らしい方なんでしょう。

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Michael Dease / Bonafide

マイケルディーズの新作!
マーシャルジルキス、コンラッドハーウィグとのタッグ。世界最高峰のスターたちで組んだトロンボーンジャズアンサンブル。
バストロのジナ・ベナルカッツァー(?)は初めて知りましたが、女性のベーストロンボーン
いい音です。

4トロンボーンのCDではなく、あくまでマイケルディーズのCDということで、
4人でやっているのは1曲のみで、あとはソロ・デュオ・トリオといろいろ構成もあり、
聞きやすくていい感じです。

4人の曲はスーパートロンボーン系統ですが、あそこまで難しさ・いやらしさを感じるアレンジでもなく、
割と素直な感じで好きです。
ソロはバカテクですが、もう現代のトロンボーンプレイヤーはバカテクばかりなので驚きはしませんね。。。笑


Michael Dease - trombone
Marshall Gilkes - trombone
Conrad Herwig - t.bone
Gina Benalcazar - bass t.bone
Sam Dillon - tenor sax
David Hazeltine - piano
Todd Coolman - bass
E.J. Strickland - drums

Bonafide

Bonafide

  • Michael Dease
  • ジャズ
  • ¥1650

YSL-823G追加

823Gをお持ちのプロの方に、ちょっと吹かせてもらいました。
やっぱり軽さはありますね。
3本の中から選定したが、やはりかなり個体差があったとのこと。

Monetteをつけて吹かせてもらいましたが、かなりいい感じで、
やっぱり元々はこれで開発していたんだろうなあ、という感じです。