トロンボーンって何ですか?難しいです!

トロンボーン関係の記録のためブログに残します。

リー・コニッツ ジャズ・インプロヴァイザーの軌跡


出たばかりのリーコニッツのインタビュー本です。
率直な生の声が面白かった~。
結構辛口です。キース・ジャレットよりブラッド・メルドーの方が創造的だ、とか。(^_^;)
あと、他の人から見たリー・コニッツの印象みたいな、
他の人のインタビューを載せて、「リーはこう言ってますが」みたいに質問しているのも面白いです。

一番印象に残ったところは、
"チャーリー・パーカーはすごかったが、そのフォロワーたちはみな、パーカーが作り上げたものをコピーして盗み出していったようなものなんだ。パーカーは複雑な思いだったと思うよ"
という視点で、思いも寄らなかったです。
トリスターノ派というのがあったのを初めて知りました。
トリスターノの教え子たちは誰もトリスターノのように演奏しなかったが、パーカーは誰も教える気がなかったのにみんながパーカーのように演奏したなんて、なんて面白い!

リーコニッツもほとんど聴いてなかったので改めて聞いてみたら、たしかにパーカーとはフレーズの毛色が違う感じ。( ´_ゝ`)フーン
僕は好きですね。かなり内省的な感じはしますが。