トロンボーンって何ですか?難しいです!

トロンボーン関係の記録のためブログに残します。

山城純子4トロンボーン セッションライブ

山城純子4トロンボーン セッション@渋谷ボディ
山城純子(btb) 佐野聡(tb) 駒野逸美(tb) 和田充弘(tb)守屋純子(pf) 清水昭好(b) 小田桐和寛 (ds)

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なんやこれ!ちょっとすごすぎ…友人のトロンボーン吹き全員に聴かせたい。あ、トロンボーン以外の人にも楽しめるはず。
メンバーの方も満足だったようで、演奏中はニコニコしてました。初ライブだったようですが、絶対次も行きます。またやりたいと言っていたので、またあることを期待です。
今まで数多のトロンボーン4バンドは聴いてきましたが、これまた個性的。
この組み合わせは初ライブとのこと。特に駒野さんと佐野さんははじめましてだったとか。。。!?
ええ、こんなにJAZZトロンボーン界隈で活躍しているトッププレイヤー同士がこれまで会ってなかったなんて。

初ライブらしく、バックコーラス入るかどうかとかソロ順決めてなかったんだなとか
誰かのソロの後ろでコソコソ業務連絡が入るなど、内訳のバタバタはなんとなく分かりましたが、初々しさはそれはそれでヨシ!
特にセカンドセットは完璧な盛り上がりでした。佐野さんと山城純子さんのMC掛け合いが漫才のよう。
佐野さん、和田さん、駒野さん、山城純子さん全員音色もプレイスタイルも違うし、やる曲もマイケルデイビスのコンテンポラリな曲から守屋さんのオリジナル曲から、各自アレンジのスタンダードまで幅広すぎ。なのに、ユニゾンは素晴らしい響きでした。守屋純子曲のバラードのアカペライントロはおもらししそうでした。
佐野さんと駒野さんのボリューム違いすぎでニヤニヤ。プロの中でも日本一でかいクラスと小さいクラス。笑
1曲目のマイケルデイビスのblues for bonesはテナー3人でチェイスでしたが、佐野さんと和田さんが興奮して爆音でバトルしているところは、駒野さんが「やれやれだわ」とちょっと引いてたように見えました。笑
でも駒野さんもちゃんと聴こえるんですよね。倍音がたっぷりはいっているからかな。
佐野さんと和田さんの音色違いすぎにもニヤニヤ。佐野さんのガラスでできた丸太みたいな音色は圧巻。和田さんは分厚い綿みたい。
駒野さんのダークな音色でのマイケルデイビス曲での新たな一面は素晴らしかった。
全員違う良さがあって、いったい僕は誰を目指せばいいんだ…!まあベースは師匠の和田さんなんですけどね…
山城さんのバストロの素晴らしい音のキレと音色。ジョージロバーツ方向に感じます。
駒野さんアレンジのラウンドミッドナイトのバストロテーマは良かった。欲をいえばスライドハンプトンアレンジのも並べて聴いてみたい。
リズムセクションも盤石。守屋純子さん曲と和田さんは相性いいな。もっと聴いてみたい。
マイケルデイビスは3曲あり、超難曲のRain danceは最高にかっこよかった。
これ日本で生で聴ける日が来るとは!
ちなみにお客さんで石橋采佳さんと西村健司さん他数名ミュージシャンが来ていて、ライブ中僕はウェイウェイして楽しいだけでしたが、ちらっとみたらすごく真剣な目で聴いてました。職業演奏家としてこんな演奏聴いたら触発されるんだろうなと。
もちろんアンコールで参加されて俺得。
行けなかった方から詳しめにレビュー書いてと言われたので詳しめに書きました。次があったら絶対行ったほうが良いです。

ちなみに楽器は
佐野さんKing2B、和田さんヤマハ891ZD、駒野さんBach16、山城さんエドワーズ
でした。
全員違う。