心に残るコンサートでした。
途中まではコンテンポラリーなのがどれも同じに聴こえて、これプレイヤー耳だとすごいけどリスナー耳だと飽きちゃうかもニャー、と眠かったです…
が。真ん中あたりでバラードやって、それがめちゃくちゃ良くて目覚めました。どこまで連れて行くのかわからない最高のアウトロが数分続き、なんだこの風景は!と感動しました。そこからはバンドも乗ってきて怒涛の展開。アンコールも4曲も。
スタンダードばかりでサービスかな。普通にやってるだけでレジェンドの風格を感じました。
しかしメルドーのピアノ弾く姿勢が意外とクニクニャしてて予想外でした。直立不動で動かないイメージだったので。あと椅子がめちゃ低い!あれ持ってきてるんでしょうか。
ベースのラリー・グレナディアとは二十年以上やってて、何も言わないでいい安心感。
スコット・ラファロが生きてたらビル・エヴァンスとこんな風にやってたのかなとふと思いました。