トロンボーンって何ですか?難しいです!

トロンボーン関係の記録のためブログに残します。

My 楽器 Pages 14 :Getzen - 4047DS

2013〜
Getzen - 4047DS

結局、Yamaha YSL-882GOSTを売ってしまってから、
太管がなかったのですが、やはりなんだかんだあったほうがいいなあと思っていた所、
ゲッツェンがやたら値上がりするということで、買ってしまいました。
もちろん吹いたら良かったので。。。
特価にするという楽器店のセールストークに押し切られた感もあり。
しかし数年後の今振り返ると、この判断は正解だったと思います。(^_^;)

Getzenが、ヴィンテージBachを参考にして作り上げたモデルのようです。
アキシャルフローの3047AFとはずいぶん違うコンセプトのように思います。
ロータリーはトラディショナルタイプ。(しかし細かい違いがあります)
マウスパイプも固定式。
ただしベルは2枚取りで、淵にはハンダ無し。

自分はヴィンテージBachをあまり吹いたことがないので、
比較はできませんが、非常にバランスがいいように思います。
反応はとても俊敏だし、吹き込んでも破綻しない。
マウスピースはWillie'sのaqueriousです。bach向けに開発されたマウスピースが合います。

形がそっくりアレッシホーンと吹き比べはできました。
正直、音の密度と滑らかさで言えばアレッシホーンのが上ですね。
あちらのほうがきめ細かい絹ごし豆腐のような感じで、
こちらは力強い木綿豆腐のような。
でも音色の変化も付けられるし、劣るわけではないと思います。
4047DSならビッグバンドでも、ひょっとしたらコンボでもギリギリなんとか頑張れます。

アレッシホーンはどんなに頑張っても、ある程度楽器側で音色を固定されてしまう
感があって、クラシック以外のシーンで使うと、若干窮屈かもと思っています。

4047DSは、非常にいい楽器だと思います。
しかしネックは価格。2015年初夏現在、買値で50万超えています。
2013年に買った時は35万くらいだったのに。。。
円安とメーカーの値上げでしょうか。
50万だったら買わなかったなあ。