トロンボーンって何ですか?難しいです!

トロンボーン関係の記録のためブログに残します。

すみだストリートジャズフェスティバル

f:id:nakajiimasan:20190817002205j:plain
すみだストリートジャズフェスティバルに行ってきました。
フレックスで早上がってブーン。

寺久保エレナカルテット
とても良かったです。数年前に聴いた時は、サウンドがおっさんすぎて勘弁してくださいと思いましたが、今日は若さを感じた。あのときはウェイン・ショーターあたりにハマってたんでしょうか。
それでも年齢2倍くらいの人の音を出してる。今27歳くらいですよね。そしてめちゃくちゃ上手い。

セイコーサマージャズキャンプオールスターズ
全てがすごすぎました。これだけでも普通ならチケット6000円くらいは取りますわ。
マイケル・ディーズは小錦みたいになってて健康が心配。
891Z使ってました。遠目で細かく見えませんでしたが、バランサーは何かを追加してる?あとスクリューベルかどうかもよくわかりませんでした。
ヴォーカルのショネル・ジョンズが素晴らしかったのでCD欲しかったですが、若手でまだ出してないぽいです。信じられない。

・日野皓正クインテット
10年ぶりくらいのヒノテル。金澤さんが脱退してから聴かなくなっちゃったんです。
78才のスーパーおじいちゃん。やはりカリスマある。小さいことですが、全般的に音程が低いのが気になりました。笑
ベースに鈴木勲氏が飛び入りで儲けものでした。88才くらいとか!
ドラムは高橋直希氏という北海道の高校3年生だそうです。迫力すごかった。石若駿の再来だなと思ったら、ジャズスクールの後輩だそうです。
寺久保エレナ氏もそこ出身ですし、教育って大切だなと思いましたよ。バルセロナジョアチャモロのジャズスクールもすごいし。才能が無限に出てくるイスラエルも同じようなのがあるんでしょうね。

僕がジャズをはじめて聞いたのは、大学一年生の夏、今はなき六本木スイートベイジルでした。それが日野皓正クインテット。メンバーは多田誠司、石井彰、金澤英明、江藤良人。
ジャズってこんな凄いんだ!とびっくりしたのを覚えてます。そしてその次にコジカナツルに連れて行かれ、感動しました。あの時からライブ聴く習慣が始まった。
最初の衝撃のせいか、僕は編成としてはクインテットとピアノトリオが特に好きなんです。

その時17年前くらいに生まれた赤ちゃんが、今ステージ上でヒノテルとバトルしてると思うと凄いですね。

しかしヒノテル氏ももう78歳。今でも大きいジャズフェスでトリはこの方たちになってしまいます。
下に素晴らしいプレイヤーがたくさんいるので世代交代していくべきだと思いますが…
じゃあ誰持ってくる?となったときに即答が難しいのは確か。演奏は遜色ないと思いますが、そこまで音楽が好きじゃない人に対しても何かを感じさせる、ああいう有無を言わせぬオーラを持つのって、なかなか。
まあ、こういうの考えるのは音楽事務所かレコード会社の仕事。もうこれからCDが売れるようになることはなさそうなので、予算がなくて大変ですよね。