トロンボーンって何ですか?難しいです!

トロンボーン関係の記録のためブログに残します。

シャンク合わせの大切さ

半年前くらいに中古で手に入れたB&S 3085GBですが、
若干たまにツボが甘いなあ?と思うことがあったのです。

で、楽器屋でなんとなく88Hを吹かせてもらったところツボがよい。
ほとんど同じ形なのになんでかな?と思って比べてみたら。。。
あ!入りが全然違う!

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B&S 3085GB

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Conn 88H

いかがでしょう。3085が明らかに浅いですね。
そしてかなりガタつく。
マウスピースについた跡を見ても、他のトロンボーンに比べて浅い。
リペアに持っていって調べてもらったところ、
「マウスパイプ内部が若干楕円になってますね。。。」
とのことでした。(;´д`)トホホ…
海外製のものでは、たまにこういうことがあるらしいです。。。

で、色々悩みましたが、もういっそのことと思って、マウスパイプ内面をリーマーで削ってもらいました。
ちょうどテーパーを合わせるための工具があるとのこと。

削ってもらって覗いてみたら、なんとなくきれいになってる部分は削られた?くらいのものでした。
ちょっと心配していたのですが、これなら大丈夫でしょう。
5mmほど深く、しっかり刺さるようになりました。ガタツキもなくなった。
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で、吹いてみたんですが、なにこれ別物!
ツボは合うし、ピアノからフォルテまでストレスなく吹ける。
完全に生まれ変わりました。
ここはものすごく大事なところなんですね。
ボブ・リーブスもシャンクを変えられるマウスピース出しましたし。

なんかガタつくなあ?と思う人は、リペアに持っていってみるのもいいのかもしれません。
もちろんマウスピースと楽器の相性もあるのですが、
楽器自体に歪みがある場合もあるという話です。
自己責任になりますが、成功すればとてもいい感じです。