トロンボーンって何ですか?難しいです!

トロンボーン関係の記録のためブログに残します。

Bob Reeves Clarke-L

新マウスピースゲットしました。
太管の6.5サイズのボブリーブスです。カップはライトウェイトのマーキュリー。
マーキュリータイプは、何しろ顔が色っぽい!
僕の持ってるマウスピースの中で一番セクシーです。

吹き心地は素晴らしいです。
自由自在で柔軟。口に吸い付くようなリムの感触も素晴らしい。
細管タイプの6.5も持っているんですが、
太管も欲しくなって買ってしまいました。
これは一生持っていたいような感じです。

村田陽一クリニック

村田陽一クリニックf:id:nakajiimasan:20170623002846j:plain行って来ました。
さすが、早稲田ハイソ上手いですね。誰それだけ吹いてみてって指示で抜き出して吹いた時も全然ぶれない。
地方の社会人ビッグバンドの人あたりが、関東の学生ビッグバンド聴いたら結構衝撃的なのではないかと。
まあ、ハイソの元バンマスの話を聞いたら、異常な練習量の結果なんですけどね。

メモ
・演奏はあまり頑張りすぎない方がいい。
・ffを強く吹くのはあまり好きじゃない
・大きい音は小さい音があるから大きい音
・アタック強すぎると、音程が出なくなるから注意
・アレンジでは誰が演奏するかが大事。音色が合わない人同士でユニゾンさせてもよくない
・ギルエヴァンスは初期は緻密、後期はプレイヤーに任せる割合多くなる。白玉が多い
・演奏中にチューナーは絶対使わないこと。音楽に集中できない
・トランペットは立った方がいい。前の人は後ろに引きづられて吹かされてしまうことがある
・アクセント記号はプロでも一人一人捉え方が違うから注意。口で歌って指示したりする

村田氏がトロンボーンセクションの1stを変わって吹いた時の表現力の違いにビックリ。ビッグバンドのホーンセクションって、やっぱりアンサンブルの一種なんですね。(´⊙ω⊙`)

Michael Rath R1とR3F

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Micheal Rath R1とR3Fです。
この2台を並べて吹いてみました。
ボアが中細管のR3なんですが、なんだか細管のR1よR3の方が明るいような。。。?
ピリッとした倍音が出てくるように思います。
R1はサテンなんですが、この効果が関係あるような気も。
でもベルの処理だけでこうなるものでしょうか。

R1:スライド ニッケルライトウェイト
R3:スライド ブラス+スリーブ付
という違いがあるのですが。

それにしてもラスのニッケルライトウェイトスライドって、
吹き込んでも限界が高いです。設計がいいんでしょうね。

メーカーの特徴

トロンボーンメーカーごとの特徴って、面白いです。
このブログをご覧になればわかるように、僕は色んなものを試して比べるのが
好きなので、色々と吹いております。
まあ、メーカーの特徴なんて色んなところで言われているので、
ちょっと違った切り口を探してみました。
このメーカーならこのモデルが一番よく特徴を表している、というのはあると思っています。
私が感じているものをざっと書いてみます。

ちょっと書いてみて迷いました。
太管と細管の扱いをどうしようか。。。

Bach : 16GL , 42B
まあこれは文句ないでしょう。
甘い音色。最近のBachは結構明るくパリっと行くように思います。

King : 2BS,3BS
やっぱりキングなら銀ベルが一番特徴かなと。
ただの銀ベルと、メッキされているシルバーソニックは、やっぱり別物ですが、
まあここでは置いておいて。

Conn:88H
これは間違いないでしょう。永遠の名機。

Yamaha
。。。これが意外と難しい。
ヤマハって、たくさん出ているんですが、これってモデルがあまり思い当たらなくて。
YSL-882VG,882GOST,891Z,895EN,897Z(.500ボア)は持っていた事があるのですが、
これがヤマハっていうのが難しいような気がします。
まあ、出ている本数的には、Xenoのどれかになるんでしょうか。

Getzen:3047AF
いっぱいありますが、やっぱりアキシャルフローのこれかなと。
僕もいつか欲しいです。でも高いんですよね。

Coultois:420MB
なのですかね。クルトワはどれもクルトワ感があります。
細管のエクストリームは素晴らしかったですが、いかんせんほとんど世の中に出回ってないのが。。。

K&H:バートファンリールモデル
でしょうか。ここもたくさんモデルありますが、でもどれもキューンル感はある気がします。

Michael Rath:R-10 サテン
独断でこれです。Rathの細感はサテンが好きなのと、やっぱり特徴的ですよね。

ドイツ系はレッチェ、クロマト、タインとかたくさんありますが、
どれも一回も所持したことないので差し控えます。

Michael Rath R1とR10

Rath R1Yサテン、R10Nサテンを持っています。
吹き比べてみると、ベルやボアの個性がわかります。まあどっちもサテンです。
ニッケルベルはあまりにも破壊力が高いです。自分側と前側で音がぜんぜん違って聞こえているようなので、
ちょっと押しすぎると、人を押しのけてしまいます。
あと自分への返りが強いので、ffで吹いていると喉に来ることがあります。

あと気になっていたのは、R1とR10のスライドは互換性があるのかということです。
なんとなく、ベルはサイズ7.5インチで同じですし、違うのはスライドのボアだけなのではないかと。

で、試してみましたが、どうやらダメっぽいです。
R1のスライド(.500/.510)をR10のニッケルベルに入れると、入りはしそうですが、
かなり無理無理感が強くて、接続部がバカになりそうなので諦めました。
R10のスライド(.500)をR1のイエローベルに入れると、若干スカっと感があります。
吹いてみると、これはこれでいい感じです。が、他方がつながらないのでそのままにするわけにもいかず。
まあ、組み合わせはそのままで吹いたほうがよさそうです。
ちなみにベルにもスライドにもモデル名の刻印はあります。

Michael Rath R1とShires MD

ラスのR1Yサテンとシャイアーズ マイケルデイビスモデルを吹き比べてみました。
この2本を持っている人もあまり多くないでしょう。

大体似ている感じですが、
やっぱりR1のデュアルボア(.500/.510)は、ちょっとボワっと感を感じます。
全然嫌な感じのボワッっと感ではないですが。
でも暖かさはマイケルデイビスの方が強く感じます。
これはやっぱり名機です。
もちろんR1も素晴らしい。ライトウェイトスライドかつ支柱も少ないのに、吹き込んでも破綻しないのは、
設計のなせる技なんでしょうか。

でも、両方持っていると、若干被ります。
でもどちらか手放したら二度とこの値段では手に入らないと思うと。。。

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Rita Payés

スペインで、ジョアン・チャモロというベーシストが主導っぽいジャズスクール(サン・アンドレ音楽学院)みたいなのが
あるらしいですね。
うら若き乙女たちがそこで育てられて、色々と活躍しています。

トランペットはアンドレア・モティスが有名ですが、
トロンボーンはリタ・ペイズという方が歌ったり吹いたり。
で、とてもいいプレイするんです。渋い。。。
トロンボーンの持ち方もJJっぽいですね。
歌もすごくいい感じ。ボサノヴァ系が得意なんでしょうね。
今後が楽しみです。

www.youtube.com
Flor de lis Rita Payés & Joan Chamorro LUA AMARELA


www.youtube.com
Cheek to cheek Joan Chamorro quartet & Rita Payés , Andrea Motis, Luigi Grasso

My 楽器 Pages 17 - Getzen 1062FDY

唯一持っているバストロです。
サブ楽器に60,70万もかけられないので、
中古をずっと探していました。
中古を探していますと叫びながら楽器屋をウロウロしていたら、
ある日に店員さんから連絡があり、美品をゲットしました。
普段はテナーバスを吹いているプロオケの方の放出品でした。( ̄ー ̄)ニヤリ

明るくて反応がよいです。不満は全然ありません。ゲッツェン的な匂いしますね。
ボアが.562"/.578" dual boreでぶっといので、
パートタイマーが大丈夫かなと思っていましたが、なんとかなっている気がします。
オフセットですが、パートタイマーにはこれで十分です。
low C以下を出すためのバルブだと思えばいいので。
逆に2つあると、戸惑ってしまいますしね。

スローカートロンボーンカルテット コンサート

ところで、生演奏って、"コンサート"と"ライブ"ってどっちも言ったりしますね。
なんとなく、クラシックや大物ポップス歌手だとコンサート感が強い気がします。
ジャズだとライブって言う事が多いのは、やっぱり"ライブハウス"でやったりするからでしょうか。
そういえば、ホールでやるときは「日野皓正コンサート」とか銘打つときもあります。

ということは、コンサートホールならコンサート、ライブハウスならライブ。。。?
ライブだとお酒が飲めるという感じもしますね。
ま、ググればすぐ答え出るので、興味ある方はどうぞ!


さて、スローカートロンボーンカルテット富山公演を聴いてきました。
本当に、とっても良かったです。思い出になりました。
僕は古今東西トロンボーンプレイヤー聴いている方ですし、
どれだけ上手くてもそうそう驚かないんですが、これはおどろ木ももの木さんしょの木。
サウンドもフレーズも方向が同じで、まさにバンドという感じの一体感でした。
サックバットからアルプスホルンまで、あれ全部ツアー持ち運びしてるのかな。

全員スローカー氏をとても尊敬しているのがわかります。
そして日本人なら気になる清水真弓氏の加入。
ブラビッシーモ!
タップダンスを取り入れたフィーチャリング曲や、コンサートの進行に合わせてドレスを変えていくところとか、とてもいいアクセントになっていました。
それにしてもあんなに踊りながらなんであんな吹けるのか。。。
普通、息が上がってしまうように思うのに、そんな素振り見せず。
柔らかくも芯のある音色で、そしてスローカーと一緒に演奏するために、物凄い練習を重ねてきたんだろうなということが伝わってきました。


そして楽しみにしていたのは、数年前に同じくスローカー4で聴いてファンになった、
ジョルジュ・ジヴィチャーン氏。相変わらず濃密な音色と完璧なテクニックで素晴らしかったです。あと見事な金髪でオールバックでイケメン。吹いてる姿もかっこよすぎる。
ソロアルバムっぽいCDもゲットで嬉しいです。
ベーストロンボーンはエドガー・マニャック氏。アメリカンスタイルとは全然違う、コンパクトでピリッと締める低音。こんな風にバストロって吹けるんだ。

トロンボーン4人だけで2時間半吹きまくりでも、全然バテを感じさせないスタミナにビックリ。
(スローカーおじいちゃんは最後ちょっと疲れた感はありましたが、それでもすごすぎる)
そして半分くらいは暗譜でした。10分のアンサンブル曲を暗譜って、どれだけ練習すればできるようになるんでしょう。。。
自分がどう頑張っても、本番で頭から抜ける気がして怖すぎます。

まだ日本ツアーは続くので、トロンボーンに触れてる方は全員聴きに行くことをオススメします。

そういえば、数年前のスローカ4のコンサートツアーは、
「最後の日本公演!」とか大々的に銘打っていた気もしますが。。。笑
復活したのでしょうか。おめでたい。ずっと続いて欲しいですね。

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Bob Reeves - Clarke 6.5AL

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数ヶ月前、Bob Reevesの11Cをゲットしたのですが
あまりの素晴らしさに、もう一つのスモールシャンクモデルである
Clarke 6.5ALを注文しました。
3ヶ月くらいかかったような気がしますが、ようやく到着。

ちなみに、最初は販売元のBRASS ARKから直接買った方が早いかなと思って連絡してみたところ、
Noah Gladstone氏からすぐに返事があって、「日本にはジョイブラスって代理店があるから、そこから買ってね」と
のことだったので、ジョイブラス経由にしました。

家に届いて早速開封しましたが、開けた瞬間、
「ああ、僕はこれを一生手放すことはないんだろうな」と、思いました。根拠なしですが、直感。
伝統工芸品のような美しさがあります。

さて感想ですが、きっと中有細管のRath R3にいいなと思っておりました。
アンサンブルで使ってみましたが、誠に素晴らしい。
柔らかい感じで、ヴィンテージのような感じです。
口当たりがとてもいいんです。

でも何が素晴らしいというと、マウスピースの存在を忘れるってところです。
「これ良い!」みたいに感じるマウスピースでさえ、結局はなんだかんだ
もうちょっとこうだったらねぇ、みたいに思うことが出てきたりするので、
存在を忘れるマウスピースこそがベストなんじゃないかなと最近思うようになりました。

楽器も、実はR3は癖や特徴が非常に薄い感じの楽器なんです。
この組み合わせは、何も気にならなくて非常にいいですね。

といっても、後から「あのときは一生これで行くんだ」と思ったはずだったのにな、
となる可能性もあります。笑